平和とくらしを守る北九州市民の会結成の経過
◆北九州市長選挙と笑顔の会
2007年2月4日の北九州市長選挙を戦った笑顔の会の活動は、幅広い市民の結集と民主市政を実現させる政策的優位性を示しえた意義を持つとともに、残念な結果であったとはいえ、40年間続いた保守・官僚市政をストップさせ、市民の力で市政が変わることを示しました。
笑顔の会の総括と解消過程で、これまでの「市民の会」を発展させ、市民の要求にねざした日常的な新しい市民運動をいかにつくっていくべきかを「市民の会」常任幹事会中心に検討しました。その結果、「市民の会」を発展的に解消し、新しい市民運動の日常的な推進・交流団体を目的とした会を結成することを7月24日「市民の会」幹事会に提案しました。
◆ 7月24日「市民の会」幹事会
幹事会での確認事項
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1990年より18年間にわたる「市民の会」の活動は、革新・民主の自治体の実現、市民運動の発展を促進するために大きな役割を果たしてきたが、その目的を更に大きく前進させるため、市長選挙を闘う政治団体から、市民運動の推進・交流団体に変更します。
「市民の会」を更に大きく発展させる「新しい会」は、「平和と暮らし・権利を守る」ため、様々な市民運動の中心的役割を担い、幅広い市民との協働と運動の推進・交流を行うと共に、市民の要求にねざした運動の構築や市政刷新の系統的研究と提案を行ないます。
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機構と役員について
市民の会の参加団体以外の団体の参加と、個人会員の参加を促進します。
幹事会を重視し、常任幹事会を廃止します。
充実した事務局体制を確立します。
区民の会を明確に位置づけ、会計を置きます。
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新しい会の発足総会
10月4日(土)14:00~ ウェル戸畑
これは総選挙情勢の関係から、11月22日に変更されました。
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新しい会の発足のための準備委員の選出・13名
三輪俊和(健和看護学院)、山内正人(民医連)、礒田英実(市職労)青木信恭(共産党)、河村智重子(新婦人)、岩下幸夫(民商)、堀田和夫(地区労連)、澤幸男(第一法律)、石田康高(市議団)、飯田富士夫(民医連)、岸川真琴(市職労)、小林節馬(市議団)、安丸雄介(青年)
◆準備委員会の検討経緯
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市民の会幹事会で選出された13名の準備委員は、8月1日、8月29日、9月18日、9月30日、11月11日に準備委員会を開催し、新しい会の発足に向けて、検討を行いました。
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準備委員会は、「新しい会」の【名称の募集】、【規約】、【機構と役員】、【事務局体制】、【財政対策】等について協議し、次の作業を行いました。
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新しい会の名称は、加盟団体等に募集ビラを配布し、応募を募りました。
「住みよい街をつくる北九州市民の会」
「いのちと暮らしを守る北九州市民の会」
「平和と暮らしを守る北九州市民の会」
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規約案を作成し、論議を積み重ね、参加団体からの意見聴衆を実施しました。
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「役員・事務局対策」と「財政対策」の二つのプロジェクトチームを設置し、対策の具体化と、各団体への個別折衝や検討を積み重ねました。
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プロジェクトチームの報告と提案を準備委員会で検討しました。
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選挙戦との関係も含め、発足会のあり方と規模について検討しました。
◆準備委員会からの提案
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新しい会の名称
平和とくらしを守る北九州市民の会(略称・市民の会)
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規約
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別紙・規約案を参照。
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役員
◆代表委員・4名
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松井岩美(医師)、安部千春(弁護士)
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棚次奎助(大学教授)、河村智重子(新婦人)
◆幹事・数十名
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各加盟団体から1名(新婦人は各支部、民商は各民商毎に)。
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個人会員からは、当面、小賀久(北九大)
◆事務局・若干名
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事務局長・三輪俊和、事務局次長・飯田富士夫、岸川真琴、小林節馬。
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新規若手事務局採用までは、磯部哲夫。
◆企画運営会議・若干名
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上記事務局と、前田由美子(女性の会)、地区労連、民商、法律事務所等で構成する。
◆会計・1名
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原田祥昌(黒崎合同事務局長)
◆会計監査・2名
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民商より選出。
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財政
団体会員(月1口・千円以上)、個人会員(月1口・百円以上)
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学習決起集会
09年3月27日(金)に、記念講演を含めた学習決起集会を開催する。
時間 18時30分~、場所・ウェル戸畑多目的ホール
以上の提案は、11月22日の結成の会で満場一致で採択され「平和とくらしを守る北九州市民の会」が結成されました。