「高齢者福祉乗車券」の実施を求める請願署名へのご協力のお願い

1月30日の署名スタート集会で講演した、山内涼成市議会議員 (1月30日の署名スタート集会で講演した、山内涼成市議会議員)  

 

 平和とくらしを守る北九州市民の会(通称・市民の会)は、「高齢者等福祉乗車券」の実施を求めて北九州市議会へ要望する取り組みを始めました。

 高齢者福祉乗車券実現のための署名スタート集会が1月30日夜、市立戸畑生涯学習センターでおこない、約100人の市民が駆けつけました。北九州市議会6月定例会への提出にむけて、北九州市内有権者の10%にあたる7万9200人分の署名をあつめ請願する予定です。

 署名の要求内容は

 「高齢者や障がい者の通院や買い物、社会参加支援のために、タクシー・JR・モノレール・バス等で利用できる高齢者福祉乗車券の実現を求める」

 まずは福岡市がおこなっている「高齢者乗車券交付事業」並みの、70歳以上の市民に所得に応じて年間8000円~1万2000円の乗車券(市営地下鉄、JR、バス、タクシー)を交付する内容を求めるとしています。署名を集める期間は5月末まで。第1次集約を3月31日(火)午後6時半から市立生涯学習センターで、第2次集約(場所は未定)を5月30日(土)午後2時からおこないます。

 なぜ高齢者福祉乗車券が必要なのか

 北九州市の高齢化率は30.5%で政令市トップです。70歳以上は220313人の23.2%で、高齢者の内約4割が自家用車のない世帯です。最近は高齢者の交通事故の多発により免許証返納など、公共交通への依存度が高くなっています。買い物や病院、公共機関などへの生活交通の確保が求められています。

 また、バス路線の撤退等による、北九州市の公共交通空白地(鉄道駅から500m以上、バス停から300m以上)には、市内人口の20%の人が住んでいます。

 北九州市は、バス路線廃止等により高台対策を中心におでかけ交通を7か所で行っていますが、利用者はピーク時の半減となり採算性やバス停までの徒歩問題などが課題となっており、「新たな施策の検討が必要」との市議会からの指摘がされており対策が必要です。

 20政令中13政令市で高齢者への交通割引制度等が実施されており、福岡市ではバス、地下鉄に加え,タクシーに使える制度が70歳以上の高齢者を対象に実施されています。

 お願い

 1、署名へご協力ください。

 2、北九州市の公共交通等についての懇談・意見交換の場をお願いします。

 3、署名用紙は下記ダウンロードボタンよりダウンロードできます。

 4、署名の収集及びお問い合わせは下記へご連絡ください。

 平和とくらしを守る北九州市民の会

 〒803-0817 北九州市小倉北区田町13-21 田町ビル3F 【連絡先093-592-5000】